堀之内 有希子 さんにインタビューしました。

子育てしながら介護の仕事をするにあたり、ご自身としてどう感じていますか?
私は妊娠中から七福神で働かせてもらっているのですが、突然の妊娠で入浴介助や移乗動作が出来なくなって、すごく迷惑をかけるんじゃないかとか、不安だったんですけど、皆さんよく優しくしていただいて「おめでとう」「代わるよ」「無理しないでね」とか、温かい言葉を皆さんに声かけていただいて、すごく嬉しかったし、絶対子どもを産んで恩返ししようって気持ちがそのとき強く生まれました。復帰して恩返ししようという気持ちを、その時すごく思いました。実際、出産して産休いただいて帰ってきたら、見慣れた顔や仲間と過ごす毎日がすごく楽しくて、子どもが生まれてからは介護の視点もすごく変わって、もっと頑張ろうと思える毎日です。やっぱり初めての子育てで悩んだり辛いことがあるんですけど、逆にこの仕事がリフレッシュになって、私は働きながらじゃないと子育ては無理だなと思っている毎日です。
休みとか取りにくくなかったですか?
休みも会社に復帰前に相談することで、保育園がお休みの日曜日と祝日は固定でお休みをいただいていて、ちょっと申し訳ない気持ちはあるんですけど、すごくありがたいので子どもが大きくなったら必ず日祝も働いて、ちゃんと恩返ししたいと思ってます。
子育て中の会社のバックアップありましたか?
面談とかで悩みを相談したらちゃんと答えてくださったり、子どもの突然の体調不良にもお休みをいただいたりして、逆に心配してくださったりして、ありがたいと思ってます。
出差前と出産後では働き方は変わりましたか?
子どものお迎えがあるので残業が出来ないので時間の使い方というのを大切にするようになりました。
今から女性が介護の仕事をするにあたって、結婚や出産の不安があると思うのですが、そういう人に対してかけてあげる言葉はありますか?
介護してる人は優しいので結婚はもちろん出来ると思いますし、私も個人的に2020年は家を建てたので、収入的な問題も特に感じないこの仕事に対してデメリットは感じてないです。
復帰を考えている人に一言お願いします。
特に家に子どもと二人でいるより介護施設って、いろんな仲間や利用者様ももちろんですけど、たくさんの出会いがあるので、たくさんの人としゃべれる毎日の方が、家にいるより充実しているので、是非一歩、踏み出してみてください。